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亡きあとに残すもの
以前から仲良くしていた絵の先生が亡くなった。
まだ61歳。早いね。
つい2ヶ月程前にシーホークホテルでバッタリと出逢った時は
それはそれは元気そうだったのに。
饒舌な会話に大好きな珈琲。
郷愁感漂う作品。

でも形として残るっていいね。
自分の亡き後には何が残るのか。何が残せるのか。ちょっと心配になったね。
人は亡くなった時に初めてその人の価値がわかるって言うね。
最後にその先生の好きだったコトバ。
通夜で座った席の隣にこの文が描かれた絵が飾られてた。
お前はお前で丁度よい
顔も体も名前も姓も
お前にそれは丁度よい
貧も富も親も子も
息子の嫁もその孫も
それはお前に丁度よい
幸も不幸もよろこびも
悲しみさえも丁度よい
歩いたお前の人生は
悪くもなければ良くもない
お前にとって丁度よい
地獄へ行こうと極楽へ行こうと
行ったところが丁度よい
うぬぼれる要もなく卑下する要もない
上もなければ下もない
死ぬ月日さえも丁度よい
合掌。









